ギャラリー解説

書画

梅村山田亥吉、行書七律(幕末維新、AD1816〜1881)

紙本肉筆・・縦149cm、横43.9cm

「高松山田亥」の下に、陰刻「亥吉之印」と陽刻「三聖

庵」の落款が押されている。山田梅村は伊予の人で、

名は亥吉、字は乙生、号を梅村・三聖庵などと称し、

高松藩儒山田鹿庭の次男で、家学を承けて江戸に出

て昌平黌で学び、その後近藤篤山に経義を問い、広

瀬淡窓に詩学を学び、十九歳で父の業を継いで高松

藩に仕えて儒臣となった人で、詩文・書画を善くした儒

者である。


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