ギャラリー解説

書画

平洲細井徳民 、行書十字(江戸時代、AD1728〜1801)

紙本肉筆・・縦112cm、横42.2cm

「平洲徳民書」の下に、陰刻「世馨」と陽刻「徳民」の落

款が押されている。細井平洲は尾張の人で、名は徳民

、字は世馨、号を平洲・如来山人、別称を紀平洲などと

称し、中西淡淵に師事した後長崎に行き華音を学び、

実用を重んじた折衷の学を講説し、米沢藩興譲館の学

制を定め、更に尾張藩明倫堂の督学として藩学を興し

ている。また米沢藩中興の祖たる上杉鷹山の師として

も有名である。


[ギャラリー一覧へ戻る]