ギャラリー解説

書画

石齋長谷川宣義、行草書十四字(江戸時代、AD1771〜1836)

紙本肉筆・・縦34.5cm、横61.5cm

「石齋」の下に、陽刻「石齋」と陰刻回印の「源宣義印」の落款が押されている。

長谷川石齋は江戸の人で、名は宣義、通称は辰蔵、号を石齋と称し、十八歳

で将軍家斉にお目見えし、二十六歳で所領四百石の家督を継ぎ、御書院番・

お納戸役などを歴任し、若君家慶に付属して西の丸に勤仕した幕臣であり、「

鬼の平蔵」で有名な火盗改めの長官長谷川平蔵の子である。


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