ギャラリー解説

書画

竹洲植松有信、行書七字對聯(江戸時代、AD1758〜1813)

紙本肉筆・・縦135.5cm、横14.5cm

「竹洲学人」の下に、陽刻「源重省宣印信」と陰刻「字曰有

信」の落款が押されている。植松竹洲は元尾張藩士(浪人

)植松信貞の子で、名は省宣、字は有信、号を竹洲と称し、

一般的には字の有信で通っており、初め尾張の田中道麿

の門に入って国学を学び、京に遊学して本居宣長の指導を

得て、和歌・国学の知識を深めた国学者であるが、実際は

木版彫刻で名を成した版木師で、『古事記伝』等多くの和本

の版刻を手がけている。


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