ギャラリー解説
書画
棕隠中島徳規 、行草書七絶(江戸時代、AD1779〜1855) |
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紙本肉筆・・縦129cm、横26cm 「盆蘭十首之一 棕隠老人題」の下に、陽刻「椶軒」の落 款が押されている。惜しいことに右下部に鉛筆の落書き 痕が見られる。中島棕隠は京の人で、名は徳規、字は景 寛、通称は文吉、号を棕隠・椶軒・道華庵・安穴道人・因 果道士などと称し、代々儒を業とした中島泰志の子で、村 瀬栲亭に師事して詩文を善くし、風流を好みの奇才で戯 作もこなし、その楼号を銅駝余霞楼(どうだよかろう)と称 した儒者であるが、一説には青楼の主人でもあった とも伝えている。 |