ギャラリー解説

書画

石梁樺島公禮、行書文(江戸時代、AD1754〜1827)

絹本肉筆・・縦117cm、横34cm

「石梁樺島公禮敬書」の下に、陰刻「樺島公禮」と陽

刻「世儀」の落款が押されている。樺島石梁は筑前

の人で、名は公禮、字は世儀、号を石梁・萬年など

と称し、初め久留米藩儒の宮原南陸に学び、次いで

江戸に出て細井平洲の門に入って学んでいる。そ

の後藩校明善堂の教授となって藩学の振興に尽力

した儒者で、折衷の学を旨として詩文に長じている。


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