ギャラリー解説

書画

三郊杉山令、行草書七律(近代、AD1854〜1937)

絹本肉筆・・縦48cm、横28.5cm

「丙戌(明治十九年・1886)十二月余将游学米

國有此作 三郊生書」の下に、陰刻「杉山令印」と

陽刻「直心氏」の落款が押されている。杉山三郊

は岐阜の人で、名は令、字は直心、号を三郊と称

し、依田学海に漢詩文を学び、浄土真宗の学僧

大谷句仏の書の師であり、東京商科大学で50年

以上に渉って書を教授した、書家にして漢詩人で

ある。


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