ギャラリー解説

書画

臺陽梅澤敬典、行草書十五字對聯(江戸時代、AD1797〜1859)

紙本肉筆・・132縦cm、横50cm

「台陽老人澤典」の下に、陰刻回印「菅敬典印」と陽刻「和高氏」

の落款が押されている。梅澤臺陽は京の人で、名は敬典、字は

和高、号を臺陽と称し、江戸の下谷に住んで青蓮院流の書を教

授し、御家流の能書家として有名であり、弘化三年(1846)に

は『御家女雅俗要文』なる手習いの書を刊行しており、また東

久留米市に有る「柳窪梅林の碑」の東面には、彼の手になる菅

原道真の歌が書かれている。


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