立齋頼綱、行草書七絶（江戸時代、AD1800〜1863）

紙本肉筆・・縦136cm、横54.5cm

「頼綱」の下に、陰刻「頼綱」と「頼子常」の落款が押

されている。頼立齋は安芸の人で、名は綱、字は子

常、号を立齋と称し、頼山陽の又従兄弟に当たり、

山陽の門に学び、詩文・書画・篆刻を善くした儒者で

ある。立齋は、山陽の祖父惟清（享翁）の弟惟宣が

分家した家から始まり、惟宣（融厳）の子が公遷（養

堂）で、その子が立齋である。