ギャラリー解説

書画

赤齋唐崎士愛、楷書十八字(江戸時代、AD1737〜1795)

紙本肉筆・・縦84.2cm、横27.4cm

「源士愛謹書」の下に、陽刻「????」の落款が押され

ている。唐崎赤齋は安芸の人で、名は士愛、字は寶愛、

号を赤齋と称し、江戸中期の勤皇家で、家は代々不義宮

八幡宮の神官で、伊勢の谷川士清に学んで子弟の教育

に従事しているが、京の武内式部の寶暦事件に連坐して

三十一年の閉門を命ぜられるも、高山彦九郎らと九州の

同志間を往来し勤皇の志を勧めるが、彦九郎の自殺を

聞き三年後に切腹している。


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