ギャラリー解説

書画

老田鹽谷處、行書文(幕末維新、AD1825〜1890)

紙本肉筆・・縦132.5cm、横47.2cm

「老田鹽谷處」の下に、陰刻「鹽谷私章」と「字曰

古候」の落款が押されている。鹽谷老田は周防の

人で、名は處、字は古候、号を老田と称し、初め

岩国藩儒の玉乃九華や二宮錦水に学び、その後

広瀬淡窓の咸宜園に遊学し、藩校養老館の教授

となり、維新後は福岡県大参事となった儒者であ

る。


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