ギャラリー解説

書画

來城宮崎繁吉 、行書七絶(近代、AD1871〜1933)

紙本肉筆・・縦132cm、横34cm

「布衣繁」の下に、陰刻「宮繁長壽」と陽刻「來城」

の落款が押されている。宮崎來城は久留米の人

で、名は繁吉、字は子寔、号を來城・柳溪などと称

し、久留米藩士で俳人であった宮崎松語の長男で

あるが、十三歳で父母を失い、山下桃蹊や江崎巽

菴らに就いて刻苦勉学し、性格は磊落で任官を好

まず、日本全国や中国・台湾を遊歴し、作詩に情

熱を傾け、九州詩壇の巨星を以て目された、漢詩

人である。

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