ギャラリー解説

書画

遊山松波資之、和歌(幕末維新、AD1830〜1906)

紙本肉筆・・縦120.3cm、横29.5cm

「遊山」の下に陽刻丸印の落款が押されている。

松波遊山は安芸の人で、名は資之、号を遊山・

随所などと称し、京に出て徳大寺家に仕え、香川

景樹に学んで東塢塾を主催した歌人で、「慶応の

三歌人」と称され、幕末には京都歌壇の桂園派一

門の統率者となっており、維新後は皇太后宮に仕

えて内舎人に任ぜられて雜掌を務めている。


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