ギャラリー解説

書画

服部蘭臺、行草書文(江戸時代、AD1750〜1850)

紙本肉筆・・縦84.5cm、横44.5cm

「天保七年七月 蘭臺書」の下に、陽刻「文章寿

??」の落款が押されている。服部蘭臺は江戸の

人であるが、名・字・生卒など詳細は不明である。

但、老中格の竜岡藩主大給恒(1839〜1910)

や、日本画家の高森酔巌(1847〜1917)の儒

学の師として記載が有り、本品が天保七年の作

であること等から推測するに、恐らく1780年代後

半から1860年代にかけて活躍した儒者である。


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