ギャラリー解説

書画

菱湖卷大任、梅圖併行草書十字讃(江戸時代、AD1777〜1843)

紙本肉筆・・縦47.3cm、横28.6cm

「菱翁酔筆」の横に、陰刻「任」と、梅圖の横に陽刻「巻致遠」の

落款が押されている。巻菱湖は越後の巻の人で、名は大任、字

は致遠・起巌、号を菱湖・弘斎などと称し、江戸に出て亀田鵬斎

に漢詩と書法を学び、書塾肅遠堂を開いて一家を成した、儒者

にして書家で、幕末三筆(市河米庵貫名海屋)の一人と称され

ている。


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