ギャラリー解説

書画

菱潭卷大僖、行書七絶(幕末維新、AD1846〜1886)

紙本肉筆・・縦105.3cm、横57.2cm

「菱潭」の下に、陰刻「菱潭漁徒」と陽刻回印の「卷

大僖印」の落款が押されている。卷菱潭は山梨の人

で、本姓は深沢氏、名は大僖、号を菱潭と称し、幕

末三筆の卷菱湖の門に入り、その才を認められて

菱湖の養子となり、卷姓を名乗ってその家風を守っ

た書家であるが、余りにも菱湖の名が大きかった為

に、その蔭に隠れた感が有る。


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