ギャラリー解説

書画

恕堂志方鍛、行草書五絶(近代、AD1857〜1931)

絹本肉筆・・縦146cm、横33cm

「鍛」の下に、陰刻「志方鍛印」と陽刻「恕堂眞逸」

の落款が押されている。志方恕堂は埼玉の人で

、名は鍛、号を恕堂と称し、司法省法学校に入り

、卒業後各地の裁判所長を歴任し、関西法律学

校(後の関西大学)創立に参与した司法官である

が、同時に中国宋代の蘇東坡の詩を愛した文人

でもあり、『恕堂遺稿』なる詩集を遺している。


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