ギャラリー解説

書画

成齋西依周行、行草書五律(江戸時代、AD1702〜1797)

紙本肉筆・・縦28.2cm、横19.4cm

「成齋」の下に、陰刻「成齋」と「西依周行」の落款が押さ

れている。西依成齋は肥後の人で、名は周行・正固、字

は潭明、号を成齋と称し、21歳の時に京に出て若林強

齋の望南書院に入って朱子学を学び、強齋没後は書院

で講説に従事し、京に於ける山崎闇斎の垂加学派の維

持に尽力するが、晩年は小浜藩の儒臣となった儒者で

ある。


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