ギャラリー解説

書画

幻庵龜井弘、行草書七絶(江戸時代、AD1750〜1816)

紙本肉筆・・縦133cm、横28.5cm

幻菴の下に、陰刻「宗曄之印」と陽刻「曇榮」の落款が

押されている。龜井幻庵は筑前の人で、鎮西第一の

文章家と称された亀井南冥の弟で、名は弘、法名は

宗曄、字は毅卿、道号は曇榮、号を幻庵・禅月・龍華

・松浦などと称し、博多の崇福寺で得度してコ隠宗薩

の法を嗣ぎ、崇福寺87世となった臨済宗の禅僧であ

るが、漢学者大典顕常に師事し、漢詩文に優れた儒

者でもある。


[ギャラリー一覧へ戻る]