ギャラリー解説

書画

鶯谷龜田長保、草書五絶(幕末維新、AD1807〜1881)

紙本肉筆・・縦111cm、横37cm

「鶯谷翁併書」の下に、陰刻「長保之印」と陽刻「鶯谷」

の落款が押されている。龜田鶯谷は下総の人で、本

姓は鈴木氏、名は毅・長保、字は申之、通称保次郎、

号を鶯谷・学孔堂・稽古堂・本教教舎などと称し、江戸

に出て亀田綾瀬の門に入って漢学・詩文を学び、綾瀬

の養女縫と結婚して師家を継ぎ家学を継承し、関宿藩

の儒臣となり藩校教倫館で教授した儒者で、維新後は

東京の深川で家塾を開いて講説に従事している。


[ギャラリー一覧へ戻る]