ギャラリー解説

書画

松洞浅野儀史、行草書七字(近代、AD1866〜1944)

紙本肉筆・・縦130cm、横29.6cm

「松洞」の下に、陰刻「浅野儀史」と陽刻「松洞」の落

款が押されている。浅野松洞は丹波の人で、名は

儀史、字は文淵、号を松洞と称し、幼時より学を好

み、京の坂上沖所に漢詩漢学を学び、奈良で私立

学校を建てて子弟の教育に当り、教育に従事する

こと40年に及んだ漢学者で、その書は、和様・唐様

共に研究して一派を成している。またその著に『三

重先賢伝』『赤目百絶』『南放詩稿』等が有る。


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