ギャラリー解説

書画

鴻山高井健、行草書七絶(幕末維新、AD1805〜1883)

紙本肉筆・・縦126cm、横48cm

「鴻山」の下に、陽刻「士順」と「高井健印」の落款が押

されている。高井鴻山は信濃の人で、名は健、字は士

順、号を鴻山と称し、京で書を貫名海屋に、画を岸駒

親子に、詩文を梁川星巌に、漢学を佐藤一斎に学び、

大塩平八郎や佐久間象山らと交遊し、晩年の葛飾北

斎を小布施に招くなど、地方文化の発展と窮民の救済

に尽力し、小布施に高矣義塾を開くなどした、文人豪

農である。


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