ギャラリー解説

書画

鳴門荒井公廉、楷書七律(江戸時代、AD1775〜1853)

紙本肉筆・・縦8.5cm、横7.5cm

「荒井公廉」の横に、陽刻下駄印の「鳴門」の落款が押

されている。荒井鳴門は阿波の人で、名は公廉、字は

廉平、号を鳴門と称し、初め藩儒の那波魯堂に学び、

江戸に出て林述斎の門に入り、程朱の学を奉じて淀藩

に仕えた儒者である。「辛未夏應需書」と有れば、文化

八年(1811)の作である。


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