ギャラリー解説
書画
槙園金子元臣、和歌(近代、AD1862〜1944) |
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紙本肉筆・・縦131.5cm、横32.5cm 「金子元臣草」の下に、陽刻「御歌所寄人」と 陰刻「金子元臣之印」の落款が押されている 。金子槙園は東京の人で、名は元臣、号を 槙園などと称し、幕臣金子勝秀の長男である が、独学で一家を成し、国学院大学や慶応 大学で教授を歴任した国学者であるが、旧 派歌壇の第一人者として重きを成した歌人 で、御歌所寄人を拝し、『古今和歌集評釈』 や『万葉集評釈』等の著書が有る。尚、彼は 大東文化大学創立期に、『万葉集』の講義を 担当した教授でもある。 |