ギャラリー解説
書画
菅原長親、楷行書七絶(江戸時代、AD1750〜1850) |
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紙本肉筆・・縦28.1cm、横40.3cm 「菅原長親」の下に、陰刻「菅原長親」と「經筵侍臣」の落款が押されて いる。菅原長親は京の人で、仁孝天王の即位に当たり、年号を「文政」 と定めた公家学者で、翰林学士・禁中学師となっている。『国郡全図』に は、彼の享和三年(1803)の序文が有り、また享和元年の写本である 有識故実の『三革考』は京都府図書館に、彼の漢詩文集の稿本『渭川 集』は慶応大学図書館に、それぞれ蔵されている。尚、良寛(1757〜18 31)の弟山本香は、彼の勤学館の成学頭となっている。 |