ギャラリー解説
書画
黙齋後藤師周、楷書七律(江戸時代、AD174?〜180?) |
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紙本肉筆・・縦27.4cm、横21.1cm 「藤師周草」の下に、陰刻「師周之印」の落款が押され ている。後藤師周は讃岐の人で、名は師周、字は元 茂、号を黙斎と称し、漢籍に附せられる訓点の一種で ある「芝山点(後藤点)」で有名な儒者後藤芝山の長 男で、家学を継いで朱子学を奉じ、父芝山の著述の 校訂(文化9年再刻の『五経』や『四書集註』の校訂、 及び『宮詞一百首』の付注)などを行った、高松藩の 儒者である。 |