ギャラリー解説

書画

鶴園高崎正風、和歌(近代、AD1836〜1912)

紙本肉筆・・縦138cm、横33.5cm

「正風」の下に、陰刻「高崎正風」と陽刻「星

岡叔人」の落款が押されている。高崎鶴園は

薩摩の人で、名は正風・親義、号を鶴園・星

岡・宝義堂などと称し、父温恭が藩内の権力

争い由羅騒動に連なって切腹し、彼自身も

島流しとなるが、赦免後は」国事に奔走し、

歌を八田知紀に学び、維新後は宮中顧問官

などを歴任し、初代御歌所長を勤め、明治天

皇の歌を点した歌人である。


[ギャラリー一覧へ戻る]