ギャラリー解説

書画

樸齋門田重隣 、草書二字(江戸時代、AD1797〜1873)

絹本肉筆・・縦17.7cm、横34.7cm

「朴翁」の下に、陰刻「門田鄰印」の落款が押されている。門田樸齋は備後の

人で、本姓は山手氏、名は重隣・鄰、字は堯佐、号を樸斎・百溪・卜翁などと称

し、管茶山に師事してその才を愛でられ茶山の養子となるが、茶山没後に門田

氏に復して頼山陽に学び、福山藩に仕えて学政を掌り侍読も兼ねた儒者であ

る。


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