ギャラリー解説

書画

羽嶽根本通明、行書七絶(幕末維新、AD1822〜1906)

紙本肉筆・・縦91cm、横45.5cm

「月梅居士」の下に、陽刻「月梅居士」の落款が押され

ている。根本羽獄は秋田の人で、名は通明、字は子龍

、号を羽獄・月梅などと称し、家は代々佐竹侯に仕え

た医家であるが、藩校に入って平元謹斎らに学び、藩

校明徳館の酒祭となり、家塾立志堂を開いて子弟に

教授した儒者で、維新後は東京に出て根本義塾を創

設し、更に東京帝大教授となった周易の大家である。


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