ギャラリー解説

書画

蠖堂山田政苗、行草書七字對聯(江戸時代、AD1803〜1861)

紙本肉筆・・縦132cm、横28cm

「蠖堂」の下に、陽刻「蠖堂」と陰刻「字實成」の落款が押され

ている。山田蠖堂は米沢の人で、名は政苗、字は實成、号を

蠖堂と称し、米沢藩校興譲館総監山田政章の子で、江戸に出

て昌平黌に学んで古賀トウ庵に師事し、上ノ山藩に仕えて教化

に努め、更に米沢藩にも仕えるが、上杉家の忌諱に触れて自

殺した儒者で、特に詩に長じており、塩谷宕陰・安井息軒と共

に、三奇傑と称されている。


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