ギャラリー解説

書画

靄軒仲小路廉、行書七絶(近代、AD1865〜1924)

絖本肉筆・・縦134cm、横42cm

「靄軒廉」の下に、陰刻「靄軒」と陽刻「仲小路廉」

の落款が押されている。仲小路靄軒は山口の人

で、名は廉、号を靄軒と称し、判検事試験合格後

に検察官や判事を歴任し、次いで官僚となり更に

国会議員へと転じ、大正元年の桂内閣で農商務

大臣に就任した政治家で、勅撰の貴族院議員や

枢密顧問官も拝している。尚、歴史哲学者の仲小

路彰は、彼の次男である。亦彼は「大東文化協会

」の初代理事でもある。


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