ギャラリー解説

書画

鹿峰西尾爲忠、行書二十四字(近代、AD1842〜1900)

紙本肉筆・・縦125.5cm、横50cm

「爲忠」の下に、陰刻「爲忠之印」と陽刻「叔謀子」の落

款が押されている。西尾鹿峰は京の人で、名は爲忠、

字は叔謀、号を鹿峰と称し、勤王の志が厚く、維新の

際には監軍として東山道に進向して戦功を挙げ、熾仁

新王御行実編輯委員に任ぜられ、閑院宮家令や梨本

宮家令を勤めた儒者で、詩・書を善くし特に書は大師

流に通じている。


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