ギャラリー解説

書画

寒林藤井千尋、楷書文(幕末維新、AD1800〜1899)

紙本肉筆・・縦136cm、横34cm

「寒林藤井千尋書」の下に、陰刻「從五位藤井千尋」

と陽刻丸印の「??」の落款が押されている。藤井

寒林は大阪の人で、名は千尋、号を寒林と称し、明

治七年から九年にかけて奈良県令の地位に在り、

国立奈良博物館開館前史である、第一回奈良博覧

会(明治八年、於東大寺大仏殿回廊)を主催した人

であるが、詳細は不明である。


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