ギャラリー解説
書画
靖堂福島保、隷書十四字(近代、AD1830〜1901) |
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紙本肉筆・・縦116.3cm、横33.6cm 「靖堂」の下に、陰刻「洗心堂主人」と陽刻「福島 保」の落款が押されている。福島靖堂は金沢の人 で、名は保、号を靖堂と称した、美術評論家であ るが、生卒などの詳細は不明である。ただ明治1 9年に九鬼隆一らが、伝統芸術の振興と古美術 保護を目的に設立した、「日本美術協会」の報告 書(昭和18年に終刊した『日本美術協会報告』) に、論評(第8輯・第24輯)を寄せており、また、 昭和九年の雄山閣編『日本刀講座』第八卷には、 「英雄と日本刀」なる一文も書いている。 |