ギャラリー解説

書画

敬宇中村正直、行書七絶(幕末維新、AD1832〜1891)

紙本肉筆・・縦136cm、横33cm

「敬宇」の下に、陰刻「中邨正直」と陽刻「義完」の落款

が押されている。中村敬宇は江戸の人で、名は正直、

字は義完、号を敬宇・鶴鳴・梧山などと称し、江戸の昌

平黌に学び、英国留学後明治に至り東京帝国大学の

教授となり、その門下に井上哲治郎・岡倉天心・嘉納

治五郎などを輩出した、明治初期を代表する漢学者で

ある。


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