ギャラリー解説

書画

楊州周延、木版・三國志長坂橋圖(近代、AD1838〜1912)

木版紙本・・縦36cm、横72.5cm

楊州周延は越後の人で、本名は橋本直義、号を楊州・二世芳鶴などと称し、元は幕府の御家

人であるが、浮世絵師歌川国芳に入門し、後に豊原国周に学び、豊原門下の第一人者となっ

た浮世絵師で、三枚続きの洋風風俗画や徳川大奥風俗などの作品が、良く知られている。本

品は、大判三枚続きの役者絵長坂橋図で、明治17年の初摺りものである。


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