ギャラリー解説

書画

花亭岡本成、行草書七絶(江戸時代、AD1768〜1850)

紙本肉筆・・縦132cm、横29.5cm

「辛卯(天保二年・1831)三月六十五翁花亭居士」の

下に、陰刻「岡本氏字子省」と陽刻「豊洲又號醒翁」の

落款が押されている。岡本花亭は江戸の人で、名は

成、字は子省、号を花亭・豊洲・醒翁・詩痴・江州など

と称し、南宮大湫に師事して詩を善くし、天保年間に在

って詩壇の耆宿として名が有り、幕府に仕えて勘定奉

行となり、近江守に任ぜられた儒者である。


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