ギャラリー解説

書画

可亭羽倉良信 、行草書五絶(江戸時代、AD1799〜1887)

紙本肉筆・・縦130cm、横29.5cm

「可亭生」の横に、陰刻下駄印の「良信子衫」の落款が押

されている。羽倉可亭は阿波の人で、名は良信、字は子

文・子衫、号を可亭・亦可草堂などと称し、京に住んで伏

見稲荷の神官で、幼少より村瀬栲亭に学び、24歳で職を

辞して江戸に出て詩を大窪詩佛に、書法を細川林谷に、

篆刻を釈月峰に、画を岡本豊彦に学んだ、文人儒者であ

る。


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