ギャラリー解説

書画

齊山星野錫、行書五字(近代、AD1854〜1933)

紙本肉筆・・縦119cm、横33.5cm

「齊山錫書」の下に、陰刻「星野錫」と陽刻「齊

山」の落款が押されている。星野齊山は姫路の

人で、名は錫、号を齊山と称し、姫路藩士星野

乾八の長男で、景締社の印刷工となった後に、

米国に留学し日本人として始めてコロタイプ印

刷技術を習得し、帰国後画報社を設立して『美

術画報』などを発行し、更に東京印刷を設立し

て出版事業の拡大に尽力し、同時に週休制の

導入や女子事務員の採用などを実施した実業

家である。


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