ギャラリー解説

書画

金峯森谷敬之、行草書五絶(近代、AD1858〜1943)

紙本肉筆・・縦137cm、横32.5cm

「七十七翁金峯書」の下に、陰刻「森谷敬之」と陽刻

「金峯」の落款が押されている。森谷金峯は岡山の

人で、名は敬之、号を金峯と称し、山陽を中心に活

躍した書家にして漢詩人で、岡山女子師範学校等

で教え、岡山書画会を創設した人である。尚、岡山

市笠井山薬師院妙法寺には、彼を顕彰した碑が遺

されている。また彼は、昭和十二年(1937)の三月

と七月の『台湾時報』に、「悟禅」と「題青龍硯」なる

題目の七言絶句を、それぞれ寄せている。


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