ギャラリー解説

書画

松陰二川相近、行草書十八字(江戸時代、AD1768〜1836)

紙本肉筆・・縦133cm、横27.5cm

「相」の下に、花押と陽刻「二川相近」の落款が押されてい

る。二川松陰は筑前の人で、名は相近・晋、号を松陰。古

風・篁里などと称し、漢学を亀井南溟に学び、刻苦精励して

同門の秀才と称され、また国学を青柳種麿に学び、更に書

に専心して晋唐の名家法帖を学び、書の二川流を創始して

名声を馳せた儒者である。


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