ギャラリー解説

書画

倣・王素、柳下仕女圖(清中期、AD1794〜1877)

紙本肉筆・・縦91cm、横39cm

王素は清朝中期の画家で、字を小梅と言い、乾

隆59年(1794)に生まれて、光緒3年(1877)

に卒している。画材の中では仕女圖を最も得意

とし、仕女の王素として有名である。本品も、柳

の下に佇む二人の仕女の構図であり、甲戌桂

月下澣と有れば、同治十三年(1874)八月下

旬の製作と推測される。落款は、陰文の王素と

陽文の小某の二顆である。


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