ギャラリー解説
書画
九皐稲田斌、隷書六字(近代、AD1866〜1931) |
|
|
|
紙本肉筆・・縦134cm、横33cm 「九皐田斌」の下に、陰刻「斌字士譲」と陽刻「 竹南小壽」の落款が押されている。稲田九皐は 広島の人で、名は斌、字は士譲、号を九皐・竹 南などと称し、漢学を阪田警軒・山田十竹・菊 池三溪らに、漢詩を藤井葦川・嵩古香らに、書 を前田黙鳳・日下部鳴鶴らに学び、広島県内 の諸校で四十年近く書を教えているが、その書 は一派に偏すること無く衆美を執り、特に草書 ・隷書を得意とした書家である。 |