ギャラリー解説

石材

新青玉倣古神獸坐祖(現代)

高さ27.7cm、径3.5cm、奥行き8.3cm

所謂祖先崇拝と子孫繁栄の「祖(男

根)」である。「祖」は新石器時代か

ら作られ、紅山文化にその遺品が

出土しているが、神獣の上に載せ

た形態は、寡聞にして類例を知らな

い。本品は、一見古そうな玉質に神

獣と祖を合体させた意匠等は如何

にもわざとらしく、古代の「祖」を模し

た現代の倣品である。


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