ギャラリー解説

石材

古白玉小圭T(清朝時代)

高さ7.35cm、肩幅3.6cm、底幅3cm、厚み1.15cm

白玉の小圭である。圭は既に商代から見られ、

大概20cm前後の品が多く、一般的には頭頂部

が平らな平頭・折肩・平底で、一穴乃至は二穴

であるが、漢代に至ると、頭が尖った尖頭・折肩

・平底の形態が現れ出し、小型の品も見られ出

す。山東省からは、長さ9.2cmの青玉圭が出

土している。本品は、尖頭・折肩・平底・一穴で

はあるが、純粋な板ではなくやや丸味が有り、

清朝頃の品と思われる。


[ギャラリー一覧へ戻る]