ギャラリー解説

石材

古白玉體孔八角塞四本(清朝時代)

長さ2cm、径0.6cm

中国では古代より死者を玉で覆う風

習が有り、死体全体を覆うのが玉衣

で、復活を願って死者の口に含ませ

るのが玉含蝉で、死後の食料に困ら

ぬ様に両手に握らせるのが玉握豚

である。それ以外にも悪霊の死体へ

の進入を防ぐ為に、人体の孔と言う

孔(耳・鼻・肛門・性器等)を塞ぐのが

玉塞(上小下太の棒状)であり、大

概角柱か円柱の形態をしている。本

品は、その八角柱塞四本である。


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