ギャラリー解説
石材
古白玉雨龍文劍格(清朝時代)
黒色が多く混じって色が悪いものの、一応軟白玉で作ら
れた剣格である。雨龍を浮き彫りするのは漢代の形式
を模したものであるが、下部穴が平扁ではなく丸穴(径
7mm程)である点、雨龍の顔が漢代と異なる点、玉質
が黒色混じりの軟白玉である点、等々から言えば、実際
の剣格と言うより、清末あたりに倣漢剣格として作られ
た品であろう。
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