ギャラリー解説

石材

舊緑白玉透彫蓮葉文形硯屏(清末民初時代)

高さ18.4cm、横14.9cm、奥行き6.5cm

蓮の葉の上に蛙を配し、更に玉皮の部分を利用して蟹

を配した意匠は面白く、裏面もきっちり蓮葉に刻されて

おり、上手の品である。本来は机上飾りであろうが、硯

屏として使われていた品である。惜しいことに、蟹の右

足一本と蓮の花弁一枚が破損して欠落している。


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