ギャラリー解説

石材

古紅玉線刻鳥文髪管(宋時代)

外径5.3cm、内径3.7cm、幅2.8cm

髪管とは束ねた髪を留める道具である。

この様な形態の類品としては、殷代後期

頃から作られる「円箍形飾」が有るが、

大概外径が6.6cm前後有る。後世は

それより小さい管が、束ねた髪を通す髪

管として使われだす。冠の形をして簪を

伴うものが髪冠で、ただ髪を通すだけの

ものが髪管である。


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