ギャラリー解説

石材

黄山(所謂歙州)石回文小門様硯

縦11.2cm、横7.8cm、厚さ1.8cm

上部から左右の縁にかけて回紋

を刻した、門様の歙州硯である。

南唐の李氏が推奨してより、一

世を風靡するようになった石で、

石色は青灰・黒灰・青黒を基調

とし、端渓と双璧を為す硯石であ

る。

本品は、安徽省黄山市の歙県・

黟県地区で作られた所謂黄山歙

硯の小硯である。


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